アイコン乾燥肌Dry Skin

乾燥肌について

※予報提供期間 10月~3月

乾燥肌の症状が悪化する原因には、冬場の乾燥などの気象条件をはじめ、加齢による発汗や皮脂量の低下、冷暖房による湿度の低下、肌の洗いすぎによるバリア機能の破壊のほか、偏った食生活、寝不足、ストレスなど、様々なものが考えられます。
本予報では、症状の悪化に大きな影響を与える気象に着目し、気温と湿度の条件を変えられる人工気候室という部屋を用いて、被験者の肌水分量を測定した実験結果を基にしています。気温や湿度に応じて変化する肌水分の増減から、予報日における乾燥肌の注意度合いを4つのランクに分けて予報しています。予測に用いる気象要素は、気温と湿度です。
具体的な気象条件としては、気温が低く、湿度が低いほど肌水分は減少し、乾燥肌の症状が現れやすくなる傾向があります。同じ気温であれば湿度が低いほど、また、同じ湿度であれば気温が低いほど症状は悪化しやすくなります。また、一般に風が強いほど、肌水分量は減少する傾向があります。乾燥肌について