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層積雲
 

(写真1)層積雲
(2006年12月27日朝、横浜市都筑区)
 秋あるいは冬、朝起きると低い雲が塊状になったり畝を作ったりして空一面に広がり、畝の隙間から青空が見える、こんな空を見たことがありませんか。このような空を作っている雲が層積雲(写真1)です。うね雲とも言います。学名は、“ストラト・キュムラス”です。ラテン語の、“広げられた”を意味する“ストラトス(stratus)”と、“かたまり”を意味する“キュムラス(cumulus)”を組合せて作られています。層積雲がある高さは、温帯では地上付近から約2,000mの間で、下層雲に分類されます。
  層積雲は高積雲と似ていて見間違うことがあります。層積雲も高積雲も個々の雲の塊りがはっきりわかります。しかし、高積雲は個々の雲の塊にはっきりした影の部分がありませんが、層積雲にははっきりとした影の部分があります。さらに、1個1個の雲の塊は層積雲の方が高積雲より大きく見えます。水平(地平線)から30度以上の高さで測ることが前提ですが、 1個1個の雲の塊の視角が5度以上は層積雲で、

(図1)層積雲と高積雲の視角の違い
5度以下で1度以上が高積雲です(図1)。 腕を目一杯に伸ばしたとき、人差し指1本の幅が1度でグーの幅が10度です。
 層積雲はどのようにして出来るのでしょう。日が西に傾いて気温が下がってくると、層雲ができ始めます。夜になると放射冷却で層雲の上の部分が冷やされていきます。すると雲の底との温度差が出来てその層で大気の状態が不安定となって雲の中で対流ができ、層雲が上方向に成長して(発達して)層積雲に変わっていきます。あるいは、何らかの影響で対流ができて積雲が発生し発達したけれど大気の安定層ぶつかって横に広がって層積雲になります。層積雲は弱い雨を降らせることもあります。それは、層積雲よりも高いところにある雲(高層雲のことが多い)から小さな氷の結晶(氷晶)が降ってきて、それが巻層雲を通るときに成長し、落下しながら解けて降る雨です。


(写真2)搭状に発達した層積雲の底
(2006年1月13日、横浜市都筑区)

 層積雲といっても色々な形の雲があります。
(写真2)のように層積雲を作る個々の雲の切れ目がはっきりせずどんよりとした感じの空になることもあります。層積雲が上方向に発達して塔のようになり、空一面を覆ったからでしょう。
その隙間から日がさしてきたのが(写真3)です。まるで自然がつくったスポットライトみたいですね。波動状になる層積雲もあります(写真4)。

(写真3)層積雲の隙間から差し込む光
(2003年11月23日静岡県沼津市)

(写真4)波動状になった層積雲
(2007年6月24日横浜市都筑区)

普通、波動で出来る雲、レンズ状の雲はそれが出来るとその位置に留まり、形を変えません。しかし、波動状の層積雲は、風下方向に向って動いていきます。レンズ状雲は高積雲で出来ることが多いのですが、層積雲でも出来ます(写真5)。山によって出来た波動でしょうか、山の近くだと船底のような雲(写真6)を見ることもあります。これも層積雲の仲間でしょう。

(写真5)層積雲のレンズ状雲
(2005年5月31日夕方、横浜市都筑区)

(写真6)船底のような雲
(1993年6月24日夕方、枚方市楠葉にて)


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