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天気図
 
 各地にある気象台や測候所では、毎日決まった時間に天気だけでなく、気圧や風、温度・湿度、降水量(雨や雪の量)などを観測しています。このような観測は、地球上の全ての観測所で同時に行われています。それぞれの観測所で得られた結果を天気図に記入し、同じ気圧のところを結んで線(等圧線)を引くと天気図が描けます。

 しかし、観測所は場所により高さが違います。各観測所の気圧をそのまま地図に記入して等圧線を描くと、高いところにある観測所ほど気圧が低いため、高度の高い地域は必ず低圧部となってしまいます。そんな不自然なことはないですよね。天気図には海面上の値になおされた気圧(海面更正値)を記入して等圧線を描きます。地上天気図とは、つまり新聞やテレビで見る天気図は高さ0m、海面と同じ高さの圧力分布図です。

 天気図には高気圧・低気圧が記入されていますが、何hPa 以上を高気圧と呼び、何hPa 以下を低気圧と呼ぶのかという疑問をもったことはないでしょうか。「高さと気圧」では高さ0mの標準的な気圧は1013hPaだと書きましたが、1013hPaを境にしてそれより気圧が高い地域を高気圧、それより気圧が低い地域を低気圧にしているのではありません。1枚の天気図の中で、周辺よりも気圧が高く等圧線が丸く閉じているところが高気圧で、低気圧は周囲より気圧が低く等圧線が丸く閉じているところです。

 高気圧の中心は広いので、尖った一点ではなく、地形図で言うならば高原のようなものです。低気圧は噴火口や盆地に対応します。また、地形図と同じように、等圧線(等高度線)が谷状になっているところを気圧の谷、尾根状になっているところを気圧の尾根(気圧の峰ともいう)と呼びます。

(図1)2005年11月7日12時の地上天気図
 赤い両矢印:気圧の谷 青線:気圧の峰

 (図1)を見てください。高気圧は揚子江河口付近や日本の南海上、北海道の東海上にあります。低気圧は関東の東海上と北海道の西の海上とシベリアにあり、アリューシャン列島にもあります。気圧の谷は、渤海から中国大陸かけて(赤の両矢印)あります。気圧の峰は日本の南海上にある高気圧をほぼ東西に貫くような位置(青の二重線)にあります。前線も描かれています。線の右に半円が並んでいるのが温暖前線で、やはり線の右に三角が並んでいるのが寒冷前線です。北海道の西にある低気圧からは途中まで半円と三角が線の右側に同じ方向を向いて交互に並んでいます。これが閉塞前線です。この天気図にないですが、線の上に半円、下側に三角があり、それが交互に並んだのは停滞前線です。

 高気圧や低気圧に白抜きの矢印があってその脇に数字が書いてあります。例えば、関東沖の低気圧ならば、「20KT」と書いてあります。矢印は北東に向いています。「KT」は速度で、「ノット」です。2倍すると時速になります。関東沖の低気圧は「北東方向に時速40kmで進んでいます。」ということを表しています。高気圧や低気圧の場合は、半日程度はこのままの方向と速さで進みますから、いつごろどこに高気圧や低気圧が進み、天気がどうなるか、大体見当がつけられます。

(図2)2005年10月16日9時の地上天気図

 (図2)は今年(2005年)の10月16日9時の地上天気図です。 日本の南海上には台風20号がありますね。この台風はなかなく動かなくて、「いろいろ予定があるのにどうなるだろう。」と、気をもんだと思います。矢印が東北東に向いていて、速度は「ゆっくり」となっています。しかし、台風の進路予測では北上して日本に向かうようになっていました。台風は、進路を変えたり、スピードが速まったりすることがよくあるので、「今こう進んでいるから、こっちにはこない。」と思わないで、必ず台風情報を、最新の台風情報を確かめてください。

 (図2)の天気図を見ると、本州の太平洋側に半円と三角がそれぞれ反対方向を向いて互い違いに並んでいる線がありますね。これが停滞前線です。
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