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みなづきを食べると思い出す暑さ
 
みなづき 京都の和菓子屋さんでは夏になると「みなづき」が売られます。6月の別名の水無月にちなむ「みなづき」は、6月30日水無月祓の神事にちなんで食べられるそうです。台は白外郎(しろういろう)で氷を表し、三角に切ってあります。小片でも氷を口にすると夏やせしないといわれているのでこれにちなんでいます。台の上には小豆を散らしてありますが、これは悪魔払いの意であると伝えられています。

あるいは、6月1日に京都の北・氷室から貯蔵しておいた氷を宮中に奉納する習わしがあったことから、その氷片にあこがれた町の人々が、氷の形に模して白外郎で三角の土台を作ったともいわれており、小豆は魔よけの意が込められているそうです。最近では、黒砂糖を混ぜた茶色のものや抹茶を混ぜた深緑色のものも作られます。写真は普通(?)のみなづきと黒砂糖を混ぜたみなづきです。

みなづきを初めて見たのは、大阪に越した翌年(1993年)、京都北野天満宮から上七軒、千本釈迦堂付近を歩き、その近くの和菓子屋に入ったときでした。そこで何を買ったか覚えていませんが、とにかく暑かったので、何か冷たいものを求めたと思います。

ところが、近所の人がその店を訪れ、みなづきを買って行きました。今までの感覚だと、「暑いときは氷やアイスクリームなど何か冷たい物」あるいは「水羊羹」でした。「この暑いのによくあのようなグニャグニャしたものを食べる気になるな。」と思って見ていましたが、何か気になった和菓子でした。

みなづきを初めて食べたのは、1994年6月26日でした。この日は昼から宇治にある三室戸寺に午後から紫陽花(アジサイ)を見に行きました。太平洋高気圧に午後から覆われ、三室戸で電車を降りたら、頭がクラクラするような暑さでした。駅前の和菓子屋さんでみなづきと缶入りのお茶を買い、丘の中腹にある三室戸寺まで歩きました。駅から寺までは緩やかな上り坂で、距離にして約1km、徒歩約20分です。太陽がやたらとまぶしくて暑く、えらく疲れたことを覚えています。

お寺に着き、本堂の近くで買ってきたお茶を飲み、みなづきを食べて生き返りました。みなづきは薄甘でしつこい甘さでなく、これほど美味しいものと初めて知り、京都の暑さに合った和菓子だとつくづく感じました。それから夏になると、みなづきをよく買うようになりました。これを食べて元気が出たので、宇治まで歩き宇治川を挟んで平等院のほぼ対岸にある興聖寺まで歩き、京阪の宇治駅まで戻って帰りました。

(図1)はこの年の6月下旬の京都と宇治に近い京田辺のアメダスの日最高気温グラフで、(図2)は6月26日のやはり京都と京田辺の気温の変化です。(図1)からわかるように、25日までは日最高気温が30℃以下の日が続いています。たしかに26日の午前中までは過ごしやすかったです。気温を見ると、12時まで30℃以下でが、13時から30℃を越えています。何時に家を出たか忘れましたが、ちょうどこの頃から歩き始めたのだろうと思います。

1994年6月下旬の日最高気温のグラフ
(図1)1994年6月下旬の日最高気温のグラフ
1994年6月26日の気温の変化
(図2)1994年6月26日の気温の変化

1994年の梅雨は雨が少なく、6月16日に岩船寺に紫陽花(アジサイ)を見に行きましたが、天気も良く紫陽花はかさかさした感じでした。三室戸寺は山門をくぐってから本堂に行くまでの斜面にたくさんの紫陽花が植えられていますが、ここでも少ない雨が災いしあまりきれいに咲いておらず、干からびた感じの花もありました。

1994年はこのあとどんな天候だったか覚えているでしょうか。近畿地方では7月10日に例年よりも約1週間早く梅雨明けとなり、夏は連日のように最高気温が35℃を越える晴天となり、京都では最高気温が39.8℃になった日もありました。もちろん雨はほとんど降りません。このため、日本一大きな湖で関西の重要な水瓶である琵琶湖の水はどんどん減り、基準とする水位よりも約120cmも低い水位となり取水制限も行われました。日本各地も水不足で、四国では早明浦ダムで湖底が現れたのもご記憶にある方もいるかと思います。

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