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連載エッセイ [2012年12月]


福岡義隆

 

 

 師走ともなれば連日のようにどこかで忘年会で賑わっている。麦酒と書くと薪ストーヴという昔話になるが、今では節電を気にしつつも、暖房の効いた暖かい部屋にビールが出てくると、政治の不安定も不景気も忘れてホップが極楽をもたらしてくれる。適量であれば百薬の長となるお酒も、度を越すと二日酔いどころか卒中などの大病とか貧乏神も待っている。「上戸めでたや丸裸
 いまや年中ビールを飲む機会が多く、肥った人を見るとビール腹とさえ言われる。しかし、カロリーの上では、ウィスキーの六分の一、日本酒の三分の一、焼酎やワインの半分と低い。ビールを飲むと肥るのは飲みながら脂の多いものを食べ過ぎるからのようである。

 うらにしと言うのは裏西風または沖西風という風で、丹後半島の山塊(標高六〜七百m)の南西側から南側に、すなはち網野から宮津へ抜ける道を吹く風のことである。冬の間は毎日が曇天で、低い雲が時雨を伴って通り過ぎるため、寒さで風邪引きやすい。ことさら十二月から正月にかけては、年末の忙しさで疲労がたまっている。そんな時の風邪はなかなか抜けない。一方では、その寒い気候が伝統産業である和紙の製造にとって好条件であって、「黒谷の紙漉」は有名である。

 風邪など冬の季節病防止にとって伝来の食べ物が良薬とされてきた。その一つが大根、「大根吊る荒縄ゆるび岳おろし」(加古宗也)は農家の冬の風物詩である。

 かぼちゃには風邪予防の成分は含まれていない。しかし、野菜が不足がちな冬に保存可能なかぼちゃが食べられて栄養のバランスがよくなるという、昔の人の知恵がある。冬至かぼちゃは「長生きする」とか「厄除け」になる、などである。あるいは、小豆粥にかぼちゃを混ぜて食べるのは、中国の疫鬼を払うという風習が伝わってきて日本でも習慣化されたとされる。
 『冬至に「ん」のつく食べ物を食べると良い』という。例えば、なんきん(かぼちゃのこと)、だいこん、みかん、きんかん、など等。特に「かぼちゃ」の栄養価は抜群で、澱粉はもちろん、豊富なビタミン、カロチン、他にミネラル、繊維質など、元気のもとが沢山詰まっているとされる。

 冬至のころは太陽高度が年間で最も低く、昼間でも街中では周囲の建物の陰になって太陽光が入らなくなる。日照権で低温状態は健康に良くないばかりか気持ちの上でも沈み勝ちである。人間の身体には二つの自律神経があり、太陽光で明るいときは交感神経が、夜は副交感神経が主導権を握っている。活動型と休養型でありバランス良ければ健康が保たれる。
 太陽光は明るさや温熱だけではなく、紫外線の殺菌効果による家ダニ退治や、骨を丈夫にするビタミンDつくりにも一役かっている。要するに、あらゆる面で人の心身に大事で病気知らずの環境下にいられるので、医者の世話にならない。



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