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12月の行事食レシピ

陰暦の12月は「師走(しわす)」、あるいは「臘月(ろうげつ)」との異名を持つ月です。師走の由来として一般的な説は、「忙しい年末の12月には普段は走らない法師(お坊さん)が経を読むために各家を馳せ走る「師趨(しすう)」が、「師走」になった」という説。また、臘月は古代中国で12月に行われた狩猟祭を「臘祭」と呼んだことから、祭りのある12月を臘月と呼ぶようになったといわれています。 一年を締めくくる12月にはさまざまな行事があります。朔日(一日)に行われる「乙子の朔日」、釈迦が悟りを開いた「臘八会(ろうはつえ)」、大黒様を祝う「大黒様の年取り」、一年中で一番昼が短い「冬至」、31日の「大晦日」と、寒さの本番を迎えて滋養や平安祈願の行儀が行われます。


⇒行事食は健康を維持する「食の知恵」    ⇒12月の記念日食レシピ    ⇒記念日の食


メニュー 所要時間 解説
12月1日 乙子の朔日(おとこのついたち)
小豆餅 小豆と米はお互いに少ない必須アミノ酸を補い合う、賢い食べ合わせ
50分 12月という一年で最後の月の始めの日には、小豆餅や小豆団子を食べる習慣があります。材料の小豆と米は、古来より先人たちが滋養のために食してきた食べ合わせです。小豆と米は双方を一緒に取ることで、双方に不足気味の必須アミノ酸を補うことができ、労働で疲れた体を癒して体力の強化に働きます。小豆は疲れを取り去るビタミンB1、腸内環境を整える食物繊維、抗酸化力の高いポリフェノール、利尿作用に優れたサポニンなどを含んでおり、疲労回復やむくみ取りに優れた効果を発揮します。

⇒作り方


12月8日 臘八会(ろうはつえ)
臘八粥(ろうはちがゆ)温糟粥(うんぞうがゆ)五味粥(ごみがゆ) 体力強化に働く滋養に溢れたお粥
40分(米を一晩水に浸ける時間は除く) 悟りを開いた釈迦が、その過酷な修業からの体力回復に口にしたのが粥であるという言い伝えにより、この日には滋養に溢れたお粥を食べます。米にさまざまな具材を入れて作りますが、具材は時代と共に変化し、それぞれの禅家に備えられていた具材で作られました。 ここでは米・粟・黍・小豆・串柿(干し柿)・栗・青葉を入れ、味噌と酒かすを加えて作りましょう。体を温め、消化吸収に優れた甘みのあるお粥です。

⇒作り方


12月9日を中心に 大黒様の年取り
黒豆なます 黒豆の栄養成分が無駄なく吸収される
60分(黒豆を水に浸ける時間は除く) 大国様を祭るこの日には、大黒様の「黒」に因んで黒豆料理を食べます。この頃には大雪が降ることが多いことから、「黒豆の煮汁を大根おろしにかけて食べる」「白い豆腐を焼いて焼き豆腐にする」など、白(雪)を黒で克服するという料理が各地に登場します。黒豆は良質のたんぱく質と脂質を豊富に含んでいる栄養価の高い食品で、黒い色は抗酸化力の高いポリフェノールの一種であるアントシアニン。活性酸素を除去して生活習慣病を予防し、視力回復にも働きます。なますにすると、大根の消化酵素や酢の働きにより、栄養成分が無駄なく吸収されます。

⇒作り方


12月22〜23日 冬至
かぼちゃ煮 かぼちゃの栄養成分ががんや生活習慣病を予防する
30分 かぼちゃはカロテンやビタミンCが豊富な野菜です。現在と違って食糧の乏しかった時代、本格的な寒さの中で風邪を予防し体力を強化するために、保存の効くかぼちゃは貴重品でした。カロテンは活性酸素を除去する働きに優れており、ビタミンCと一緒にがんや生活習慣病の予防に有効に働きます。豊富な食物繊維がコレステロール除去や便秘を予防し、体を温めて胃腸を丈夫にする作用があるため、体力強化が期待できます。夏が旬のかぼちゃを、冬至に備えて保存しておきます。

⇒作り方


12月31日 大晦日
年越しそば 消化吸収に優れたそばのでんぷんが胃もたれを予防する
20分 新しい歳を迎える大晦日には、良質なたんぱく質や毛細血管を丈夫にするルチンを含んだそばを食べ、不老長寿を祈願します。年越しそばは夜遅く食べるものですが、そばの主成分であるでんぷんは消化吸収に優れているため、胃もたれを起こしません。ビタミンB1やB2も豊富に含まれているため、体力の強化が期待でき、食物繊維が便秘解消に働きます。そばは体を冷やす作用が強いので冷え性の人は食べすぎに注意。でも温めて食べれば問題ありません。薬味のねぎはたっぷり添えてください。ねぎの硫化アリルがそばのビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を活発にしてくれます。

⇒作り方




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撮影:中村太