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9月の行事食レシピ

陰暦の9月は「長月(ながつき)」と呼ばれる月です。「夜長月(よながつき)」の略がその名の由来といわれています。収穫を迎える前の風祭りや、収穫後の秋祭りの他、五節句のひとつである「重陽の節句」があります。中国から伝わった重陽の節句はもっとも重要な行事で、邪気を払い延命をもたらす「菊」が食卓に登場します。また9のつく日になすを食べる「三九日茄子」という行事があり、このなすを食べる風習は東北・関東・長野県に及んでいます。


⇒行事食は健康を維持する「食の知恵」    ⇒9月の記念日食レシピ    ⇒記念日の食


メニュー 所要時間 解説
9月1日 風祭り(かぜまつり・かざまつり)
焼き味噌 食物繊維が豊富な健康食
10分 焼き味噌は香ばしく、消化吸収のよいたんぱく質がしっかり取れる健康食です。味噌の発酵熟成過程で生まれるビタミン類が新陳代謝促進に働きます。消化を助けて胃腸を丈夫にするねぎ、血管をしなやかにして細胞の老化を遅らせるごま、良質なたんぱく質を持つカツオ節を加えることで、細胞の酸化が予防され老化防止効果が高まります。食物繊維も豊富な食べ合わせなので、腸の働きが整えられ便秘解消にも有効です。

⇒作り方


9月9日 重陽の節句(ちょうようのせっく) 菊の節供 栗の節句
菊飯 菊飯で体力を強化し延命力を期待する
50分(米を水に浸ける時間は除く) 古来中国では「菊」は邪気を祓い、延命力があると信じられていました。中医学では菊の花には解毒作用・熱性の頭痛・結膜炎・皮膚炎などの働きがあるとされ、生薬として利用されています。米のでんぷん・たんぱく質・ビタミンやミネラル・食物繊維が体力を強化し、腸の働きを整えます。ここでは食用黄菊の阿保宮を使ってみましょう。残った菊花は酢の物・お浸し・辛子和え・おすましの吸い口などに利用できます。

⇒作り方


菊酒(きくざけ) 疲労回復や食欲増進が期待できる薬霊酒
30分(熟成させる時間は除く) 重陽の節句に登場する「菊酒」は、菊の花・葉・穀物(黍と米など)で作られる薬霊酒です。菊には疲労回復や食欲増進効果があるとされ、中国後漢末の書物には、「菊の滋液」を飲んでいる地域の人は皆長寿であると書かれています。ここでは甲類の焼酎に菊花を浸けた菊酒を作りましょう。熟成すると薄い飴色になります。いただく時は菊の花びらを浮かべてどうぞ。

⇒作り方


9月9日・19日・29日 三九日茄子(みくんちなす みくにちなす みつくにちなす)
蒸しなすとトマトの合わせ醤油和え(写真 左奥) 血糖値や血圧安定に有効
10分 なすの優れた効能は、皮に含まれるナスニンという成分が持つ抗酸化作用です。悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防に働きます。また、実に含まれるフラボノイドには毛細血管を丈夫にする働きがあります。トマトと一緒に取ると、血糖値や血圧安定に有効な食べ合わせになり、蒸すことで体を冷やす作用が和らぎます。トマトのリコピンやにんにくのセレンが抗酸化力を高め、抗がん作用に働きます。

⇒作り方


なすとピーマンの味噌炒め煮(写真 右手前) コレステロール値を低下させ、毛細血管を強化する
10分 なすとピーマンは、なすのナスニンやフラボノイド、ピーマンの葉緑素と食物繊維の働きなどで、コレステロール値を低下させる食べ合わせになります。また、毛細血管を強化する働きにも優れており、動脈硬化や高血圧の予防に有効です。味噌を加えることで動脈硬化予防がさらに高まり、ごま油を使うことで血中コレステロールを抑える働きがさらに高まります。

⇒作り方




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撮影:中村太