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健康薬効粥

米を多めの水でやわらかく炊いたお粥の特徴は、消化がよいこと。そのため風邪気味で体力が落ちた時、食欲不振やお腹をこわしている時などの体調不良時の最適のエネルギー源となり、体力回復に大きな力を発揮します。ちょっと具合が悪いなと感じたら、まず食生活をチェックしてみましょう。体調不良はまず食べ物で直すことが、免疫力を高める始めの一歩。消化吸収にすぐれたお粥に、野菜や豆類、木の実やきのこ、魚や肉を加えた栄養豊かなお粥を作ってみましょう。



⇒白粥のレシピ   ⇒お粥の薬味   ⇒お粥の話   ⇒お粥を作る時の注意

                    
風邪気味・風邪予防
メニュー 所要時間 解説
焼きねぎとしょうがのお粥 ねぎとしょうが、青じそで初期の風邪をやっつける
25〜30分(米を漬ける時間は除く) ねぎの辛み成分であるアリシンには、胃液の分泌を促して消化を高め、血行をよくする働きがあります。しょうがはセキを鎮める働きがあり、青じそは胃腸の働きを増進する働きを持っています。ねぎとしょうが、青じその組み合わせは、体を温めながら発汗するため、初期の風邪にとくに有効に働きます。

⇒作り方

ゆずと白菜のお粥 ゆずと白菜で熱のある初期の風邪をやっつける
25〜30分(米を漬ける時間は除く) ゆずはビタミンCが豊富で体を温める作用を持っています。同様にビタミンCが豊富な白菜には、体内の余分な熱を取り去る作用があるので、ゆずと白菜を一緒に食べ合わせるお粥は、熱のある初期の風邪に有効です。血行をよくするもち米をプラスして体力を増強し、白菜の特殊成分ジチオールチオニンが細胞の酸化を予防します。

⇒作り方

かぼちゃと鮭のお粥 温性のかぼちゃと鮭で、粘膜を強化する
25〜30分(米を漬ける時間は除く) カロテンが豊富なかぼちゃは、体を温めて血流をよくする温性の野菜です。同様に鮭はビタミンAが豊富な温性の魚。かぼちゃと鮭を炊き込んだお粥は、粘膜を強化して消化吸収能力を高め、風邪の予防に働きます。かぼちゃのカロテンは鮭の脂質で吸収率が高められ、眼に栄養を与え皮膚を健康に保ちます。

⇒作り方


          
食欲不振・胃を整える
メニュー 所要時間 解説
青菜粥 緑黄色野菜の青菜で、食欲不振を緩和する
20〜25分(米を漬ける時間は除く) 春菊、ほうれん草、かぶの葉などの青菜は、カロテンやビタミンC、食物センイなどが豊富な緑黄色野菜です。春菊やかぶの葉は胃腸を丈夫にする働きがあり、ほうれん草には鉄分、葉酸などの増血作用の高い成分が多く含まれています。お粥にすることで消化吸収の高まった米と一緒に取ると、食欲不振時のエネルギー源として最適です。

⇒作り方

梅干と青じそのお粥 梅干と青じそで、疲れた胃腸を元気にする
25〜30分(米を漬ける時間は除く) 梅干の有機酸は、胃の中で胃酸の代役を果たすため、食欲を増進させ胃腸の働きをよくする働きを持っています。疲労回復力も高いので、疲れた胃をいたわり食欲不振を防いでくれます。青じそにも、梅干同様の働きがあり、梅干と青じその食べ合わせは胃腸の働きの増進に有効です。青じそ特有の抗菌作用は細かく切るほど高まります。

⇒作り方

やまのいもと大麦のお粥 やまのいもと大麦は、消化を高める食べ合わせ
25〜30分(米を漬ける時間は除く) 別名「山うなぎ」「山薬」と呼ばれるやまのいもは、滋養強壮に優れた食べ物で、消化酵素や糖たんぱくのムチンが消化吸収を高めます。大麦は「五穀の長」と呼ばれる薬効の高い穀物で、消化不良に効果があります。昔からやまのいもと大麦を食べ合わせる麦とろは、消化のよい食べ物として有名。お粥にしてさらに消化を高めます。

⇒作り方


          
滋養強壮
メニュー 所要時間 解説
大麦入りの小豆粥 小豆に大麦をプラスして、滋養を高める
20〜25分(米を漬ける時間と小豆を煮る時間は除く) 月の始めと半ばに小豆粥を食べる習慣は、小豆でたんぱく質やビタミン類を取り体調を整えた先人たちの食の知恵。小豆粥に、たんぱく質や脂質、ミネラル類やビタミン類を豊富に含んだ大麦をプラスして、滋養強壮を高めます。小豆と大麦にはともに食物センイが豊富なので、腸内の環境が整えられ、体内をスッキリさせる働きにも優れています。

⇒作り方

蓮の実と鶏肉のお粥 お腹を温め、滋養強壮の効果大
30〜35分(米を漬ける時間は除く) 蓮子(レンズ)と呼ばれる蓮の実は、生命力を養う食べ物として中華料理では頻繁に登場します。良質のたんぱく質を含み消化のよい鶏肉と一緒に食べ合わせると、体が温まって血流がよくなり、体力がつきます。蓮の実も鶏肉もお腹を温める働きがあるので、病後の体力が落ちた時にとくに効果が期待できます。

⇒作り方

カキときのこのお粥 カキ、なめこ、にらで、体力強化
25〜30分(米を漬ける時間は除く) 「海のミルク」と呼ばれるカキは、うまみ成分のグリコーゲンを含んだ糖質が豊富で、虚弱体質の貴重なエネルギー源となり、体力強壮に効果的な食べ物です。なめこのヌメリが胃腸を強化し、にらの硫化アリルがビタミンB1の効力を持続させます。米の糖質に、カキ、なめこ、にらをプラスした食べ合わせは、滋養強壮に優れた食べ合わせです。

⇒作り方


          
美肌・健康肌
メニュー 所要時間 解説
はと麦と豚肉のお粥 はと麦をプラスして、美肌効果を高める
25〜30分(米を漬ける時間は除く) 体内の余分な水分を排出するはと麦は、美肌効果の高い穀物で、良質なたんぱく質を持ちビタミンB群が豊富です。豚肉は同様にビタミンB群を豊富に含み、老化を予防するビタミンEも豊富に含まれているため、体や脳の若さを維持してくれます。にらをプラスしてビタミンB1の吸収を高め、はと麦で胃腸の働きをよくし、体力増強にも効果があります。

⇒作り方

黒米と黒豆のお粥 黒米と黒豆で若さを保つ
40〜45分(米を漬ける時間は除く) 黒豆は栄養バランスのよいたんぱく質を豊富に含んでいます。良質なたんぱく質は健康美肌に欠かせない栄養素。さらに含有するレシチンが脳の働きを高めて老化を予防し、ビタミンEやサポニンが体や脳を若々しく保ちます。生命力が強く細胞の酸化を防ぐポリフェノールを含んだ黒米と、目や肌によいクコの実をプラスします。

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はと麦入り黒ごまのお粥 ごまで、美肌と黒髪を作る
30〜35分(米を漬ける時間は除く) ごまに豊富に含まれる脂質は不飽和脂肪酸。常食すると血管が丈夫になり細胞の酸化が予防されます。不飽和脂肪酸はビタミンEと一緒に、細胞をイキイキとさせて美肌や黒髪作りに働きます。ごまはよく炒り、十分にすって消化を高めましょう。はと麦は薬膳では、むくみを和らげ肌荒れやシミの予防があるとされる食材です。

⇒作り方


          
便秘・腸の働きを整える
メニュー 所要時間 解説
ひじきとごぼうのお粥 玄米、ひじき、ごぼうは、腸を整える最強のコンビ
40〜45分(米を漬ける時間は除く) 玄米は食物センイ、ビタミンB群、ミネラルが豊富な穀類で、食物センイは白米の約6倍含まれています。玄米に水溶性の食物センイを含むひじきと、不溶性の食物センイを含むごぼうを一緒に取ることで、整腸作用が高まり便秘が解消されます。玄米は消化のよくないのが欠点ですが、お粥にすると消化がよくなります。

⇒作り方

赤米入り干ししいたけとジャコのお粥 便秘を予防し、コレステロールを低下させる
35〜40分(米を漬ける時間は除く) 赤米の赤い色はポリフェノール系の一種のタンニンで、抗酸化力が強く細胞の若さを維持する働きがあります。お赤飯のルーツともいわれ、食物センイも豊富です。干ししいたけには水溶性の食物センイが豊富に含まれ、お腹をスッキリさせると同時にコレステロールを下げる働きもあります。ジャコはカタクチイワシの稚魚を干して作ったものです。

⇒作り方

くるみとごまのお粥 消化器官を丈夫にして、腸の働きを高める
30〜35分(米を漬ける時間は除く) くるみもごまも、良質な脂質と豊富な食物センイを含んだ食べ物です。もち米は体内を温める作用を持ち、食物センイも豊富な穀類です。もち米とくるみやごまと一緒に食べ合わせると、胃腸をはじめ消化器官が丈夫になり、腸の働きも高まります。また、もち米は冷え性を改善する働きがあるので、冷えからくる下痢にも有効です。

⇒作り方




撮影:上総均 撮影助手:泉田幾子